事前試験2【文字を書く素材】12年度航空宇宙プロジェクト(3)

事前試験の2回目です。

市販のモデルロケット(AlphaⅢ)に、金テープで直接文字を描いた直径30cmのポリエチレン製自作パラシュートを搭載し、打ち上げを行いパラシュートが展開するかを確認します。(打ち上げは2回行います)

前回の打ち上げ試験の失敗より、パラシュートの材質をよりやわらかいものに変更し、さらに文字が目立つように金テープを使って直接パラシュートに文字を描いたのが今回のポイント。
実際にモデルロケットを打ち上げて、自分たちで作成したパラシュートに取り付けた文字がどのように見えるかを確認します。
また、地上2地点からカメラで撮影し、画像を確認します。

さて結果は・・・ロケットからパラシュートが射出したものの、パラシュートが開かずそのまま落下。
パラシュートが開いていないばかりか、思いっきり糸が絡まっています。

航空宇宙P12-実験2

糸がねじれた原因としては、パラシュート本体に文字を書く際に金テープを使用したため、  パラシュート自体の重心がずれ、パラシュートが回転運動を行なったから、という理由が考えられます。

また、金テープを使用したがために、文字の部分の材質が硬くなり、パラシュートを折り畳んだときにクセがついてしまい、パラシュートが展開しにくくなったというのも原因かもしれません。

とにかく、今回の打ち上げ試験におけるパラシュートの展開失敗の最も大きな要因は、
「文字を書く際に金テープを使用したこと」
であると思われます。
目立つからいいかな、と思ってやったのですが・・・

今後はパラシュートに文字を書く際に、テープなどを使用せずにマジックなどで直接、目立つように文字を書くことができないか、を検討します。
また、よりパラシュートが開きやすい畳み方がないかを検討し、打ち上げ前に地上実験等を行って確認することにしました。

同時にパラシュートへの糸の取り付け方を見直し、パラシュートの回転運動を抑えることができないも検討します。

まだまだ課題は多いですね・・・。



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