オランダ王国欧州宇宙機関研究所(ESA/ESTEC)訪問記(10)-高空風力発電技術(1)

さて、オランダと言えば風車で有名ですね。そうです。ミシェル博士はESAやデルフト工科大学を経て、現在 ESAの宇宙技術者たちが作ったアムピクス・パワー(Ampys Power)というベンチャー会社で宇宙テザー技術を応用した風車技術に挑戦しているのです。(http://www.ampyxpower.com/

現在 風車は高い空の安定した強い風を利用するために100m以上の大きなものが作られています。
しかし、テザー技術を使えば、テザーでつないでグライダーを高度300m以上の高い空に上げて、これだけで大型の風車のプロペラの先端の役割をさせることができます。このため大きな構造物を作る必要がなく、非常に小型で効率の良い風力発電を行うことができます。

AmpyxPower.jpg


図はその原理を表したものです。300m以上の高い空でグライダーを8の字飛行をさせてその時に風から受ける力を地上におかれた発電機にテザーで伝えて電力を得ようというものです。ときどきテザーで引き戻してあがった高度をもとに戻します。

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