●エンジンを絞って急降下!?  ~航空宇宙機設計 #8~

 8回目の授業では再び航空機パートに戻って、上昇・降下性能の計算を行いました。

 定常的な上昇・降下運動は、実は機首の上げ下げではなく推力の増減で起こります。
水平飛行の状態で推力を増加させれば、余剰推力で上昇し、逆に推力を減少させれば不足分の推力を補うために降下するわけです。よく映画でエンジン音を響かせながら急降下するような描写がありますが、本当はエンジンを絞って降下することになります。
 上昇性能の計算では当然、上昇とともに燃料を消費し機体が軽くなります。そのため通常の積分計算では計算できないので数値積分の手法で計算を行います。この際にExcelのマクロ機能を有効に利用するのがポイントになります。

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 前回の計算で水平飛行時の、今回の計算で上昇・降下時の性能の計算ができました。
次回はこの2つを組み合わせてどのくらいの航続距離か見込めるかなどを考える、「ペイロードレンジ計算」という作業を行います。


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