静止軌道上の衛星は無重力状態-KAIT式宇宙エレベーター構想(5)

まず、静止軌道上の衛星について。
静止軌道とは、地球の引力と遠心力がつりあっている場所ですから、ここは無重力状態となります。

例えば、宇宙エレベーター構築のための材料をストックするための場所でもあり、場合によっては材料を加工する工場のような役割を果たすかも知れません。
無重力であることを利用して、地上では作りづらい構築物や材料が生産できる可能性があるからです。

たとえば質量の違うものを混ぜる場合、地上では重いものが下に沈み軽いものは上に浮かびますが、無重力状態では均一に混ぜることができます。これによって新しい薬を作ったり、新しい材料を作り出したり出来ると考えられています。
特に地上では考えられないような合金が創られる、という可能性が十分にあります。

もしかしたら、宇宙で建物を建てるための「風船」の素材になるような、薄くて軽くて丈夫で伸縮性のある素材も、無重力工場で開発され、製品化されるかもしれませんね?!

いずれにせよ、宇宙エレベーターの重要な拠点の一つになるはずです。

----------------------------------------------------

宇宙科学 ブログランキングへ
----------------------------------------------------

テーマ : 実験 科学 サイエンス
ジャンル : 学校・教育

プロフィール

KAIT

Author:KAIT
神奈川工科大学機械工学科 航空宇宙専攻のブログへようこそ!

カテゴリ
月別アーカイブ
アクセスカウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
facebook
QRコード
QR