静止衛星がとどまり続ける奇跡の場所-宇宙エレベーターをめぐる「宇宙の物理」(6)

実は地球の北極・南極の「縦切り」した面だけでなく、「横切り」した赤道面も、大体西経11.5度と東経161.9度の方向に長軸を持っており、円から65mずれているような楕円形をしています。

陸上のウサイン・ボルト選手なら、きっと5-6秒くらいで駆け抜けられる程度の、ほんの僅かな歪みですが、このわずかな歪みでも静止衛星軌道上では、衛星を軌道とは違う方向に引っ張る余計な力(外乱)がかかる要因になるのです。

ただし余計な力の中には、静止衛星を元の位置に戻すように力が働く奇跡的な地点が2つだけあるのです。
それが東経75.1度(インド上空あたり)と西経105.3度(メキシコアメリカの上空あたり)の位置になります。

この2つの地点は、静止衛星の位置を元に戻すように力が働くため、結果として静止衛星が離れてゆかない安定した平衡点となります。

軌道状にどのような力が働いてこの2つの地点ができるのか、についての詳しい解説は、今日の「宇宙エレベーター特別教室」でご紹介いたします。
ご興味のある方はぜひご覧下さい!

★この記事の「宇宙エレベーター特別教室」(楕円の軌道に働く力)を、「[神奈川工大機械工学科航空宇宙専攻★公式ブログ]宙(そら)をめざせ!」にて公開中です!
数値シミュレーションの結果や物理の専門用語などを用いた詳しい解説を行っています。

http://www.aeroastro-kait.net/

テーマ : 実験 科学 サイエンス
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